お参りのしかたと宗派

四国遍路は年中7:00〜17:00まで納経できますが、秩父巡礼が異なるのは、訪れる方の数が少ないからか、納経時間に制約がありますので計画を立てる上で、予め留意しておきたいものです。

3月1日〜10月末日 8:00〜17:00  11月1日〜2月末日 8:00〜16:00
昼休憩 12:00〜12:30(通年)

  1. まず山門で一礼
  2. 手洗いで口をすすぎ、身を清める
  3. 鐘楼堂で鐘を撞く
  4. 本堂で納め札、写経等を納める
  5. 納め札に日にちを書き入れるのは札所でも行うことができますが、願意などを加えたい場合は事前に記すことをお勧めします。
    写経などは事前に用意し、記しておくことをお勧めします。

  6. お賽銭・お供え等を供える
  7. ローソク・線香を焚く
  8. 経本を開いて、お経をあげる
  9. 他のお堂をお参りする
  10. 納経所で希望に応じて納経軸・納経帳・白衣などに納経を受ける
  11. 朱印のみ 200円 ・ 書入れ朱印 納経帳 300円、掛け軸500円、笈摺500円

  12. 山門を出て一礼し、次の札所へ向かう

秩父34ヶ所観音霊場の宗派

  • 曹洞宗20
  • 臨済宗11
  • 真言宗3

観音霊場であげるお経

秩父34ヶ所のほか、日本最古の観音霊場の西国33ヶ所、坂東三33ヶ所などの観音霊場のお参りであげるお経の中で、一般に多く見かけるのが以下の手順です。

  1. 開経偈(かいきょうげ)
  2. 無上甚深微妙法(むじょうじんじんみみょうほう)
    百千万劫難遭遇(ひゃくせんまんごうなんそうぐう)
    我今見聞得受持(がこんけんもんとくじゅじ)
    願解如来真実義(がんげにょらいしんじつぎ)

  3. 般若心経(はんにゃしんぎょう)
  4. 摩訶般若波羅蜜多心経(まかはんにゃはらみたしんぎょう)
    観自在菩薩(かんじざいぼさつ)
    行深般若波羅蜜多時(ぎょうじんはんにゃはらみったじ)
    照見五蘊皆空(しょうけんごうんかいくう)
    度一切苦厄(どいっさいくやく)
    舎利子(しゃりし)
    色不異空 空不異色(しきふいくう くうふいしき)
    色即是空 空即是色(しきそくぜくう くうそくぜしき)
    受想行識亦復如是(じゅそうぎょうしきやくぶにょぜ)
    舍利子(しゃりし)
    是諸法空相 不生不滅(ぜしょほうくうそう ふしょうふめつ)
    不垢不浄 不増不減(ふくふじょう ふぞうふげん)
    是故空中 無色(ぜこくうちゅう むしき)
    無受想行識(むじゅそうぎょうしき)
    無眼耳鼻舌身意(むげんにびぜっしんに)
    無色声香味触法(むしきしょうこうみそくほう)
    無眼界 乃至無意識界(むげんかい ないしむいしきかい)
    無無明 亦無無明尽(むむみょう やくむむみょうじん)
    乃至無老死 亦無老死尽(ないしむろうし やくむろうしじん)
    無苦集滅道(むくしゅうめつどう)
    無智亦無得(むちやくむとく)
    以無所得故(いむしょとくこ)
    菩提薩?(ぼだいさった)
    依般若波羅蜜多故(えはんにゃはらみったこ)
    心無?礙 無?礙故(しんむけいげ むけいげこ)
    無有恐怖(むうくふ)
    遠離一切顛倒夢想 (おんりいっさいてんどうむそう)
    究竟涅槃(くきょうねはん)
    三世諸仏(さんぜしょぶつ)
    依般若波羅蜜多故(えはんにゃはらみったこ)
    得阿耨多羅三藐三菩提(とくあのくたらさんみゃくさんぼだい)
    故知般若波羅蜜多(こちはんにゃはらみった)
    是大神呪 是大明呪(ぜだいじんしゅ ぜだいみょうしゅ)
    是無上呪 是無等等(呪ぜむじょうしゅ ぜむとうどうしゅ)
    能除一切苦(のうじょいっさいく)
    真実不虚(しんじつふこ)
    故説般若波羅蜜多呪(こせつはんにゃはらみったしゅ)
    即説呪曰(そくせつしゅわつ)
    羯諦羯諦 波羅羯諦(ぎゃていぎゃてい はらぎゃてい)
    波羅僧羯諦(はらそうぎゃてい)
    菩提薩婆訶(ぼじそわか)
    般若心経(はんにゃしんぎょう)

  5. 御詠歌(ごえいか)
  6. 御詠歌はお寺ごとに異なります。
    各札所を紹介するページに記載いたしましたので、ご覧ください。

  7. 回向文(えこうもん)
  8. 経本には、こちらの読み下し文が書かれていると思いますので、これを読経します。
    願わくはこの功徳を以って 普く一切に及ぼし 我等と衆生と 皆共に仏道を成ぜんことを
    ねが       くどく     あまね        われら しゅじょう  みなとも ぶつどう じょう
    ※ 願以此功徳 普及於一切(がんにしくどく ふぎゅうおいっさい)
      我等與衆生 皆共成佛道(がとうよしゅじょう かいぐじょうぶつどう)

ただ、わたしはこれを知らずに秩父34ヶ所を巡りました。その時には、十句観音経しかあげませんでした。知らないと困りますので、参考までに載せました。一番札所の四萬部寺をはじめとして、御詠歌を掲載したのはこのためです。ちなみに、御詠歌はお寺ごとに異なります。

四国遍路88ヶ所での勤行

ちなみに、わたしが初めて出かけた巡礼の旅は、四国88ヶ所並びに四国別格20霊場のお遍路でしたので、少々違います。

 

「本堂→太子堂」の順に1か寺で2回お経を唱えます。その後、納経所で納経を済ませますが、団体客のシーズンとなると納経に時間がかかることもあります。ガイドさんや納経所側で個人参詣者、特に歩き遍路の方には間に割り込ませて、優先的に納経を済ますことができるよう気を配って頂いているようです。

 

それでも、流れがありますからそれなりに所要時間もかかります。1か寺30分以上は計算に入れて行程を考えたいものです。

  1. 開経偈(かいきょうげ) ・・・ 1返
  2. 懺悔文(さんげもん) ・・・ 1返
  3. 三帰・三竟(さんき・さんきょう) ・・・ 1返
  4. 十善戒(じゅうぜんかい) ・・・ 1返
  5. 発菩提心真言(ほつぼだいしんごん)・・・ 1返
  6. 三摩耶戒真言(さんまやかいしんごん) ・・・ 1返
  7. 般若心経(はんにゃしんぎょう) ・・・ 1返
  8. 御本尊真言(ごほんぞんしんごん) ・・・大師堂では唱えない ・・・ 3返
  9. 遍路で唱えるお経は密教のお勤めが基本です。御本尊真言はお寺毎に御本尊が異なります。時に見つけにくいこともありますが、御本尊真言は本堂の前にも書かれています。

  10. 十三佛真言(じゅうさんぶつしんごん) ・・・ 3返
  11. 光明真言(こうみょうしんごん) ・・・ 3返
  12. 御宝号(ごほうごう)  ・・・ 3返
  13. 回向文(えこうもん) ・・・ 1返
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